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絶景探訪

奇跡の絶景!蔵王温泉スキー場の樹氷の魅力とアクセス時の注意点

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

さて、東北には美しい景色がたくさんありますが、山形にある蔵王温泉スキー場で見られる樹氷もその一つ。

別名「スノーモンスター」とも呼ばれるその樹氷群は、素晴らしいまでに美しさを誇ります。

蔵王温泉スキー場の樹氷について

蔵王温泉スキー場は山形県山形市にある東北地方を代表するスキー場で、単独のゲレンデとしては国内最大の規模を誇ります。

そのうち、地蔵山の山頂から約10kmに渡って樹氷が続くのですが、これが本当に素晴らしいのなんの…自然の樹木と雪が織りなす、まさしく絶景なんです。

詳しい樹氷の位置は公式サイトでご確認いただければと思います。

Link:山形蔵王温泉スキー場ガイド|蔵王索道協会

蔵王温泉スキー場の樹氷を目指す

さて、この蔵王の樹氷ですが、スタートするゲレンデによっては山頂までのアクセスがとても大変です。

今回宿泊したのが上の台ゲレンデ近くにある「蔵王プラザホテル」という温泉宿だったのですが、上の台ゲレンデ側から山頂までアクセスするには2本のロープウェイと4本のリフトを乗り継いでいかないといけません。

しかも、各リフトを乗り継ぐルートは平坦な場所がかなり多く、スキーをしながらの移動はなかなかハード…まあ、このあたりは絶景までの試練ってことでw

ちなみに山頂の樹氷へは横倉ゲレンデにある蔵王山麓駅から蔵王ロープウェイ山麓線で樹氷高原駅まで行き、そこから蔵王ロープウェイ山頂線に乗り継いで行くのが一番アクセスしやすいです。(ただし土日祝日はかなり混むので、それなりの覚悟が必要)

そしてもう一つ厄介なのが天候。樹氷のある場所は標高がおよそ1,400〜1,600mとかなり高い位置にあるために天候が変わりやすく、なかなかベストな状態で樹氷を見るのが難しいのです。

蔵王温泉スキー場へ行ったことがある方から「4日間のうち、1日しか樹氷がまともに見えなかった」という話を事前に伺っていたのである程度覚悟していたのですが、実際に初日はホワイトアウト状態でしたw

霧のかかった雪降る黒姫ゲレンデ(撮影機材:PENTAX K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR)

上の写真は山頂からかなり下った黒姫ゲレンデのレストラン付近(標高990m)から撮ったものなのですが、麓により近いところですらこの有様…樹氷なんて実は無かったんじゃないかと思うレベルですよw

ちなみに山頂付近は視界が10mもないぐらいで、樹氷どころか下手したら己の身も危ういレベルだったため、残念ながら撮影なんてしている余裕はまったくありませんでした。

しかし、山の神は微笑んでくれました。翌日にはホワイトアウトがウソのように消え去り、最高の景色を見せてくれたのです。

蔵王の樹氷とロープウェイ①(撮影機材:PENTAX K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR)
蔵王の樹氷とロープウェイ②(撮影機材:PENTAX K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR)
樹氷原コーススタート地点付近から俯瞰した蔵王の樹氷(撮影機材:PENTAX K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR)

近くでながめても、遠くから俯瞰してもため息が出るぐらいの素晴らしさ…多くの言葉はいらないぐらいの絶景ですよこれは!

何度も蔵王温泉スキー場を訪れている方々いわく、ここまで樹氷がよく見えるのはすごく珍しいことなんだそう…つまりこれは、奇跡の光景だったらしいです。

そして我々が樹氷をまったりとながめている間、ダンボーたちはミニ樹氷を作って楽しんでいましたw

ミニ樹氷を作るダンボーたち(撮影機材:PENTAX K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR)

このあと数時間で再び山頂付近は視界が悪くなり、樹氷はまた見えなくなってしまいました。その姿はまさしく「奇跡のスノーモンスター」とでも言うべきでしょうか。

おわりに

蔵王温泉スキー場の樹氷、自然が織りなす奇跡の絶景はまさしく素晴らしいの一言でした。

樹氷シーズン以外にも初夏は新緑、秋は紅葉も美しいとのことなので、また近いうちに訪れたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m