PENTAXIANの皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
2016年4月に発売された、念願の「フルサイズのK」ことPENTAX K-1!せっかくK-1を手にしたのであれば、フルサイズセンサーに対応した交換レンズを使って写真を撮ってみたいなー思う方も多いと思います。
でも、K-1用にフルサイズ対応レンズを買う前にどんな写真が撮れるのか、作例を見ておきたい…という方のために、今回はK-1とFAレンズ/D FAレンズを組み合わせて撮影した写真をもとに、作例としてまとめてみました。
PENTAX K-1+フルサイズ対応レンズの組み合わせによる作例集
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
PENTAX純正レンズのうち、フルサイズ対応の標準ズームレンズにあたる一本。
開放F値が3.5-5.6と少々暗めですが、28-105mmをカバーできる汎用性の高さ、DCモーター搭載による静粛かつ高速なAF駆動、フルサイズレンズの中では小型・軽量なのが嬉しいところです。
描写力や解像力も良好で、花火のような細かい線もしっかりと写し出しています。四隅の解像力が少々甘いのと、光量不足に陥ることもありますが、Lightroomのプロファイル補正機能である程度対応できます。
作例
HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR
いわゆるPENTAXの大三元レンズの一つで、広角側を担うレンズとなります。(2016年8月現在でフルサイズに対応した純正Kマウントレンズとしては唯一の超広角レンズ)
F2.8通しの高級レンズらしい確かな実力を持っている反面、K-1本体並みに重たいという、まさに色々な意味で大物ですw
作例
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
いわゆるPENTAXの大三元レンズの一つで、望遠側を担うレンズとなります。
本体の大きさ、重量ともにPENTAXの交換レンズの中でトップクラスですが、その実力は折り紙付き!
開放からの良好な解像で、遠景でもしっかりと解像してくれるあたりはさすがはスターレンズといったところです。
作例
smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited
いわゆるLimited三姉妹の一つで、その広角側を担う単焦点レンズ。PENTAXファンの間では「至高の銘玉」「神レンズ」と名高いレンズとしても知られています。
F1.8の明るさと高い描写力、そして何より凄まじい遠景解像力が特徴。何気なく撮った風景スナップ写真が素敵な写真になる、いわばチートのようなレンズですw
APS-C機では約46.5mm程度の標準レンズとして使用されていましたが、K-1のフルサイズセンサーでは本来の31mmの画角の広角レンズとして、その性能をフルに発揮できるようになりました。
作例
smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
いわゆるLimited三姉妹の一つで、その望遠側を担う単焦点レンズ。
FA31mmF1.8AL Limitedと同じく、「至高の銘玉」と名高いレンズの一つ。F1.8の明るさと、空気感まで写し込む凄まじい描写力が特徴です。
77mmという焦点距離は肉眼で人物を見る感覚に近いということもあり、ポートレート撮影に最適なレンズとされていますが、何気ないスナップ撮影や花などの撮影にもめちゃくちゃな威力を発揮します。
実はこのレンズはK-xを使っていた頃に入手したのですが、将来の恋人や家族ができるのを見越してFA77mmF1.8 Limitedを買ったという、ちょっとアフォくさい過去があるとかないとかw
作例
smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
簡易防滴にも対応した望遠マクロレンズ。
色ノリの良さとボケ味の美しさ、そして望遠マクロレンズとしてはかなりコンパクトなのが持ち味です。
よくTAMRON SP90mmと比較されることが多いD FA Macro 100mmですが、持ち運びの手軽さや簡易防滴の有無、フィルタ径49mmという使いまわしの良さ(多くのLimitedレンズと同じフィルタ径)という点が大きなアドバンテージとなっています。
寄って撮れるだけでなく、通常の望遠レンズとしても使えます。
作例
おわりに
PENTAX K-1と5本のフルサイズ対応レンズを組み合わせて撮影した写真を、レンズ毎に作例を紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
一部のDAレンズでもフルサイズセンサを生かすことはできますが、がっつり生かすためにもFAレンズは持っておいて損はないと思います。この記事が、FAレンズ導入のきっかけとなれば幸いです。