皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
PENTAX K-1の購入に合わせてレンズ選びをする中で、フルサイズに対応した標準ズームレンズのHD PENTAX D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRを候補に挙げる方も多いかと思います。
さて、HD PENTAX D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRとはいったいどんなレンズなのか、実写による作例も含めて紹介していきます。
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRレビュー
良い点
- D FAレンズならではの高い解像力
- 汎用性の高い焦点距離をカバー
- 簡易防滴対応
- 円形絞り対応
- クイックシフトフォーカス(QSF)対応
- DCモーターによる高速なAF
- フルサイズ対応レンズの中では軽量(463g)
イマイチな点
- 四隅の描写がやや甘め
- 被写体に寄っての撮影には不向き(最短撮影距離が0.5m)
- フォーカスリングにメモリが付いていない
描写
開放から割とシャープな写りで、絞るとぐっと引き締まる感じです。中央部のディティールは比較的しっかりしているなーという印象。さすがはD FAレンズといったところです。
細かい部分までしっかり解像しているなーという感じ。ただし、拡大してみると分かりやすいですが、広角での撮影時には周辺部(四隅)の描写の甘さが少々目立つかなという印象があります。
単純比較はできませんが、smc PENTAX FA31mmF1.8AL Limitedで撮影した写真と比べてみます。
ボケ味
ボケ方は綺麗です。マクロレンズみたいに寄ることはできない(最短撮影距離:0.5m)ため、本格的なマクロ撮影は厳しいものの、背景をぼかした絵を作ることは十分にできます。
携帯性
重量は463g(フード込み)で、フルサイズ対応のレンズにしては非常に軽量なのが特徴。同じくK-1の標準ズームレンズの候補となるD FA24-70mm F2.8ED SDM WRと比べて350g程度軽いです。
作例紹介(PENTAX K-1にて撮影)
実際にHD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRで撮影した作品を、例として紹介していきます。
スペック・仕様
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR(RICOH公式サイト)
まとめ
可もなく不可もなくといった感じの、よくある標準ズームレンズかと思っていたのですが、さすがはD FAレンズ!完成度が想像以上に高い一本です。
現時点でPENTAX純正のフルサイズ対応の標準ズームレンズはD FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRとD FA24-70mm F2.8ED SDM WRの二本のみ。「明るい大口径レンズが欲しい」「広角域を稼ぎたい」ということがなければ、価格もお手頃ですので、一本持っておいて損はないかなと思います。