皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
さて、2018年も写真・カメラ機材の購入を通じて、多少なりとも経済界に貢献した一年となりましたw
ということで、2018年に買った写真関連のアイテムのうち、買ってよかった品々をどどーん10点、ミニレビュー付きで紹介いたします。
買って良かった写真撮影関連アイテム10選(2018年版)
2016~2017年にかけてPENTAX K-1への買い替えやカメラバッグ、パソコン、三脚の導入を一気に進めたこともあり、2018年は割とおとなしめの機材導入になりました。(全体的には細かい買い物が多かったと思います)
それでは、毎年恒例カウントダウン形式で紹介していきたいと思います!!
第10位 smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
PENTAX KPの導入に合わせて購入した単焦点レンズ。
Limited三姉妹の標準域を担うレンズで、開放F1.9の明るさでありながら非常にコンパクトな設計なので、特にコンパクト形状なKPにはすごくお似合いな一本です。
フィルム時代に発売されたレンズなので、フルサイズにも対応しているという点から取り回しの良さも魅力です。
と、買ったまでは良かったんですが、43mm(APS-C機では約65mm)という標準域にあたる画角をそれほど使う機会がなく出番はやや少なめ…なんだかんだで、31mmと77mmばっかり使っていた気がしますw
来年はもう少しこのレンズを活用してみたいなーと思うところです。
第9位 赤城写真機診療所 Mark II
第9位には赤城写真機診療所シリーズの第二弾となる「赤城写真機診療所 MarkII」をノミネート。
前作の赤城写真機診療所と同様に写真家の赤城耕一さん(@summar2)が写真やカメラについて悩む方を患者に見立ててQ&A方式で回答(診療)するもので、安定のゆるふわ&珍回答連発で大草原!
前作はライカ要素とPENTAX要素が多くてツボでしたが、今作ではちょっと控えめ…ですが、相変わらずのゆるさは健在で、今作も多いに楽しませていただきました。(ちゃんと写真撮影に役立つところもありますよ!)
https://www.08-note.com/akagi-camera-clinic-mark2-review/第8位 カメラは魔法の小箱です
名著「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版)」でもおなじみの鉄道写真家 中井精也氏の著書。
写真撮影において「伝える」ことの大切さと、そのために必要な考え方やテクニックが書かれた一冊で、この本がきっかけで写真撮影の本質を改めて認識させられました。
第7位 SAMYANG 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE
至近距離からの花火撮影に対応するために手に入れたサムヤン社製の魚眼単焦点レンズ。
現在、フルサイズ対応Kマウントの純正レンズでの最広角はHD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRですが、特に花火撮影を会場内で行う場合においては15mmでも収まらないことがしばしば…。
もっと広いレンズが欲しい…そんなフルサイズKマウントユーザーの切なる願いを叶えてくれる、数少ない一本なのです。(Kマウントの超広角レンズはこの他にLAOWA 12mm F/2.8 ZERO-Dがあります)
結局のところ花火撮影においてはNDフィルターを併用する都合上、前玉が出目金ちゃんのこのレンズが登場する機会が非常に限られますが、通常のレンズにはない面白い絵を弾き出してくれるので、上手いこと生かしていきたいですね。
ちなみに、Kマウント対応の超広角レンズはこの他にLAOWA 12mm F/2.8 ZERO-Dというものもあり、そちらもちょっと気になる存在…そっちも、試しに使ってみますかねー?(専用のフィルターホルダーを追加すれば、フィルターワークも可能らしい)
第6位 トレードワン 踏み台 セノ・ビー22cm
今年初めて訪問した会津花火のカメラ席での撮影対策に購入した踏み台。
三脚(GITZO GT2542)の高さ稼ぎのためにセンターポールを限界まで伸ばす必要があったのですが、その際にアイレベルをはるかに超えてしまうために、踏み台を導入することに。
これといって特筆すべきところはありませんが、実際に使った感じでは耐久性も特に問題ないかなーといったところでした。
撮影での実働機会は限定的(今年に至っては会津花火でしか使っていないw)ですが、自宅内で高いところに保管したモノを出し入れする際の二次利用で大活躍しているので6位に選定しましたw
第5位 PENTAX K-1 MarkII
2018年4月にPENTAX K-1 MarkIIが発売されたので入手。(アップグレードサービス利用して入手したため、見た目的にはK-1とほぼ変わらずw)
見た目は先代のK-1とほぼ変わらないですが、常用最高ISO感度の引き上げ(204800→819200)やリアル・レゾリューションの手持ち撮影対応など、撮影機能が強化されました。
個人的に大きかったのが、RAW撮影時におけるリアル・レゾリューションの動体補正機能の進化で、これまで動体の撮影後の処理で残ってしまった変な光跡が大幅に減ったことで、夜景撮影を中心にかなり使用機会が増えました。
KPを導入してから日中帯やちょっとしたお出かけ時におけるK-1系統の出番が減ったものの、現在でも花火や夜景撮影で大活躍しています。
第4位 Manfrotto befree GTカーボンT三脚キット
年の瀬もまた年の瀬ギリギリのタイミングで購入したのがManfrotto Befree GTカーボン三脚Tキット。
買ったばかりなのでレビューもくそもへったくれもありませんが、ざっくりと良いところをまとめると…
- 重量が1.1kgと超軽量
- 格納高が43cmで小さめのカメラバッグとの相性良好、航空機内への持ち込み可
- 付属の自由雲台MH496-BHが高性能(耐荷重10kg、アルカスイス互換)
といったところでしょうか。
昨年GITZO GT2542という中型のカーボン三脚を手に入れたのですが、
- 使用頻度の高いEndurance de stockage Extというカメラバッグには少々大きすぎる
- 主たる移動手段が鉄道・バスといった公共交通手段が多い
ということで、トラベル三脚の導入を検討していました。
PENTAX K-1 MarkIIとHD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AWの組み合わせでも十分に耐えうる構成を検討した結果、GITZO GT2545Tとかなり迷った末にManfrotto befree GTを選択することに。
決め手は耐荷重と単純にManfrotto製の三脚も使ってみたいなーという、割と単純な理由だったんですけどねw
年末年始にかけてPENTAX K-1 MarkIIとHD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRの組み合わせ(総重量約2kg)で使う機会があるので、使用感なんかを確かめてみたいと思います。
※befree GTのレビュー記事はこちら
第3位 カメラはじめます!
写真仲間の間でやたらと話題になって買ってみたカメラ入門書。
これまでいくつかの入門書を読んできましたが、非常に分かりやすい&親しみやすい構成になっていて、思わず「おおーっ!」て唸るほどでした。
メカに苦手意識がある方でもスッと入っていけるんじゃないかと思います。
年末年始の余暇を利用して、じっくりとカメラのお勉強をするというのも良いんじゃないでしょうか。
第2位 PENTAX KP
ちょっとしたお出かけにK-1は重すぎるという悩みから始まったサブ機選びですが…
- 小型カメラ(Q-S1やPEN Light E-PL7)はあまりしっくり来なかった
- Limitedレンズの資産を活用したかった
という課題があり、新たにKPを導入することに。(そのあたりの経緯は以下の記事を参照してみてください)
一眼レフカメラのAPS-C機にしては小型・軽量で、なおかつ最高ISO感度819200という超高感度にも対応しているので、薄暗い場所でのスナップ撮影にも役立っています。
K-1系統のフルサイズ機を持ち出すのはちょっとためらってしまうようなデートやお出かけ、さらには花火撮影時のサブ機として大活躍な一台となりました。(日中帯の撮影はほぼKP+Limited三姉妹でこなすようになりました)
第1位 NiSi Medium nano IR GND8
今年買ってよかったカメラ関連アイテムのトップはNiSiの角形ハーフNDフィルター。
ここ1~2年は「花火のある景色」というテーマで撮影をする機会が多かったのですが、その際に花火の白とび+副題の黒つぶれという相反する事象に対応する必要がありました。
絞りを思いっきり絞ったり、レタッチによってこれらの課題をカバーしてきたわけですが、どうしても小絞りボケによる画質への影響や、暗部を無理に持ち上げることによってノイズが乗ってしまったりという問題が生じてしまうので、意を決して導入することに…。
通常のNDフィルターと比べて導入コストが倍以上かかりますが、これまで課題だった部分が一挙に解決することができました。
今となっては、なんでもっと早く導入しなかったんだという後悔の念が大きい…。
番外編 Amazonベーシック レンズ保護フィルター
買って良かったもの10選の番外編として、Amazonベーシックのレンズ保護フィルター。
価格が500円台というとんでもなく激安なレンズ保護フィルターなのですが、開封して性能を検証してみるや否や、いきなり衝撃的な反射性能を見せてくれました。
これはもう鏡もビックリな反射性能で、真上から蛍光灯を照らすとご覧のようにがっつり反射するというありさま…。
それを逆手に取って、こんな遊びも…w
とまあ、レンズ保護フィルターとしてはとても使えるような代物じゃありませんが、不思議なアート空間を創り上げるための小道具としてはめちゃくちゃ機能しそうな気がしますw
そんなわけで、ある意味で買って良かったもの枠(ネタ枠)としてノミネートさせていただきました。
おわりに
ということで、2018年に買った写真関連アイテムをどどーんと紹介いたしました。気になるアイテムは見つかりましたでしょうか?
冒頭でも書いたように、2018年は例年よりは割とおとなしい感じの買い物に留まった気がします。え?あんまりおとなしくは見えないって??w
2018年はその機材購入以上にかなりの勢いで遠出したので、機材費よりも旅費がかかった一年になったということは口が裂けても言えませんw
で、結局2018年はいくらつぎ込んだかって?それだけは聞いちゃダメです!
ということで、今年も本ブログをご覧いただきまして本当にありがとうございましたm(__)m