2025年3月14日をもちまして本ブログの運営を終了いたします。
製品紹介・レビュー

癒しの一冊!「花をながめて大切なことに気づく100の言葉」を読んでみました

花の写真が大好きな皆さん、おはこんばんちは。自称花も撮っているフォトグラファーことおーわ(@hirokazu.sby)です。

世の中には息を飲むほど素敵な花の写真を撮るフォトグラファーがいます。そう、北村佑介さんという花フォトグラファーです。

そんな北村佑介さんと、素敵な写真+偉人の名言の書籍で知られる宮永千恵さんとのコラボレーション書籍である「花をながめて大切なことに気づく100の言葉」を読んでみたので紹介いたします。

癒しの花の写真と偉人の名言が奇跡のコラボレーション!

DSC_0906

宮永千恵さんが選んだ心に響く偉人たちの名言を、北村祐介さんが撮影された癒される花の写真とともに紹介した、奇跡のコラボレーションです。

構成は2ページに渡る北村さんの写真とともに、宮永さんが選んだ偉人たちの名言が紹介されるというシンプルなもの。

名だたる偉人たちの言葉とともに、それにマッチする完成度の高い花の写真のコラボレーションに心癒されグッとくると共に、大切なことに気づかされる、そんな一冊となっております。

実は埼玉が舞台となった写真がいっぱい!

花をながめて大切なことに気づく100の言葉で掲載されている写真、実は埼玉で撮影された写真が多いのです。実はこの表紙も埼玉で撮影された一枚…北村さんの埼玉への想いを感じます。

北村佑介さんについて

先日開催されたCP+についての記事でも書きましたが、御苗場Vol.18の会場で北村佑介さんにお会いしました。その際にいろいろお話を伺いましたが、改めてこちらでも紹介したいと思います。

「優しさを」テーマに写真を撮り続けるフォトグラファー

905768_794788810638596_3460617735036272185_o 12356745_869745086476301_1316052544349273423_o

※写真はFacebookの東京カメラ部へ投稿された作品より(掲載許可済み)

Facebookの東京カメラ部を見ていた頃、すごい優しい花の写真を撮る人がいる!という衝撃を受けたのが、北村さんを知るきっかけでした。元々散歩が大好きで、特に目的もなくぶらぶら徘徊する日々が続いていた中で、気が付けば写真を撮るようになり、気が付けば花を撮るようになっていたとのことです。

また、北村さんは作品を全ての写真を大切な誰かに送るラブレターとして、何時間も何時間もかけて丁寧に作り上げています。だからこそ、このような素敵な作品が見られるわけですね。

埼玉をこよなく愛するお方

出版社を辞められたのち、埼玉の観光PRフォトグラファーもされていた北村さん。上述でも紹介いたしましたが、今回出版された書籍にも埼玉で撮影された作品が多く使われていますように、埼玉への想いが伝わってきます。御苗場Vol.18でお話させていただいた際、僕が翌日に越生梅林と坂戸の河津桜を撮るという話をさせていただいた際、ものすごいテンションが上がっていたのをよく覚えていますw

近々、一緒に埼玉で写真を撮ろうという話もいただいております。僕もご一緒できる日を楽しみにしております。

10年来の夢を形に…

北村さんはFacebookにこんな書き込みをしておりました。

20歳の浪人中のことでした。
やりたいことなんか何もなく、勉強もせず、毎日だらだら生きていました。
ある日、「本を読むぶる人間」を装うために入った古本屋で、1冊の運命的な本に出会いました。
その本を読んでからもだらだら生きていましたが、「自分も本を出したい」といううっすらとした目標ができました。

その4年後、大学を出てその本を出した出版社に入りました。
そしてその2年後、27の秋に写真を始めました。

少しだけかっこ悪い苦労話をさせてください。
写真を始めてから、18時半に仕事が終わって本当に毎日、それこそ誕生日だろうがクリスマスだろうが終電まで、時には朝まで写真の勉強をしていました。
こんなことしても何になるのか、正しいのか、という不安を常に胸にしたまま毎日。

それから目標叶わず出版社を辞め、埼玉県観光PRフォトグラファーも大した結果を出せずに終わりましたが、2015年も終わろうかという12月、1通のメールが届きました。

本を読まない自分でもタイトルと装丁は知っている、某名言集シリーズで自分の花の写真を使いたいという内容でした。
最初は1枚2枚の話かと思いきや、やりとりを進めていくうちにその本の全ての写真、110枚ということでした。

写真を始めてから4年。
「本を出したい」と思ってから11年、出ます。ついに。
信じて続けてきてよかったです。

学生の頃にある本に出会ったのがきっかけで「本を出したい」という想いを抱き11年間。そして写真と真剣に向き合って4年。その結果が今回の書籍の発売につながったのではないかと思います。近しい年代の方がこのような形で成果を出されているのはとてもうれしいですし、僕も頑張んなきゃなって思いますね。

素晴らしい作品の数々は個人サイト、SNSでご堪能あれ!

北村さんの各サイトはこちらからどうぞ。優しい花の写真がたくさん見られますよー。

個人サイト:Yusuke Kitamura Photography
Facebook(個人):北村佑介
Instagram:@keyynwa

花をながめて大切なことに気づく100の言葉、癒しと共に大切なことに気づく一冊です。迷わずポチっとして、書籍を手にしてみてください。

関連記事